久しぶりの投稿で失礼します。
カウンセラーの久賀です。
事実婚に関して、会員の方から質問がありましたので、
ブログに記載させていただきます。
最近は、テレビやニュース等でもお聞きする事が多くなりましたね。
事実婚とは、法律上の婚姻届けを出さずに実質的に夫婦として共同生活を営んでいる関係の事を言います。
事実婚の特徴としましては、
①婚姻届けを出さない為、戸籍上は未婚のままである。
姓を変える必要が無い。
②夫婦として生活している実態が必要である。
一般的には、以下があると事実婚として認められやすくなります。
・同居している。
・経済的な共同生活(家賃・生活費の分担など)
・周囲に夫婦として認識されている。
・互いをパートナーと認める意思がある。
法的な扱い・権利に関して
〇認められる事
日本の裁判例では内縁にも法律婚に近い保護が有ります。
1.生活費(扶養)関連
同居中の生活保持義務、別れ方によっては慰謝料や財産分与が認められる事もある。
2・社会保障
健康保険の被扶養者になれる。国民年金の第3号被保険者には原則なれないが、条件次第で配偶者扱いされる事もある。公的な手続きで「事実婚の証明」が必要になることが多い。
3・税金
配偶者控除は法律上の婚姻が必要な為使えない。(※ただし扶養控除などはケースによっては可能)
4・相続
※相続権はない。
法律上の配偶者ではないため、パートナーが亡くなっても遺産を自動的には受け取れない。
→遺言書を作成することでカバーするケースが多い。
私の知人にも事実婚を選ばれて円満に生活している方が居ます。(60代)
個々、様々な事情があり、
色々な選択肢が有っても良いと個人的に思います。
お互いに、しっかりと話し合いをして、納得されるのであれば、それもまた幸せの形ですね。
次回は、事実婚のメリット、デメリットをお伝えします。
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